【歯ぐきの健康 第4回】歯周病は「生活習慣病」?

2025.05.29

〜お口から全身への影響〜


こんにちは!
しゃもとデンタルクリニックの社本です🦷✨

前回は、
「歯肉炎を放置すると歯周炎へ進行する」
というお話をしました🌱

今回は、
歯周病(歯肉炎+歯周炎の総称)が、
なぜ生活習慣病のひとつといわれるのか?

そして、
全身にどう影響していくのか?
をわかりやすくお話ししていきます✨


歯周病は「生活習慣病」のひとつ💡

歯周病は、
単にお口の中だけの問題ではありません。

  • 食生活🍴
  • 歯みがき習慣🪥
  • 睡眠・休養🛌
  • ストレス😥
  • 喫煙🚬

こうした毎日の生活習慣と深く結びついている病気です。

そのため、
糖尿病や高血圧、動脈硬化などと同じく、
「生活習慣病のひとつ」と位置づけられて
います。


歯周病が全身に与える影響🌎

近年の研究では、
歯周病は次のような全身の病気と関連していることがわかっています。

  • 糖尿病(互いに悪影響を及ぼす)
  • 心筋梗塞・狭心症などの心臓病
  • 脳梗塞
  • 誤嚥性肺炎
  • 妊娠中の早産リスク

レッドコンプレックスは「お口の吸血鬼」!?🧛‍♂️

特に、
レッドコンプレックス(P.g.菌など)と呼ばれる悪玉菌グループは、
血管や臓器に悪影響を与え、
全身疾患リスクを高めることが指摘されています。

彼らの特徴は——

  • 血液中の鉄(Fe)を餌にして増える
  • 酸素を嫌い、歯ぐきの深い場所に潜む(嫌気性菌)

つまり、
血を求めて暗いところに住みつく、まるで「吸血鬼」のような存在なのです🧛‍♂️!

歯ぐきのポケットの中で静かに増殖し、
やがて血管内に入り込み、
全身の炎症や血管トラブルを引き起こす可能性があるといわれています。

だからこそ、
小さなサインを見逃さず、
レッドコンプレックスをお口の中で増やさないことが、
未来の体を守る鍵になるんです🌈


実はカンジダ菌も?🦠(さらっと)

また、
国際歯周内科学研究会(ISSAP)では、
カンジダ菌(真菌)が歯周病に関与している可能性も示唆されています。

バイオフィルム内で、
細菌だけでなくカビ(真菌)が関与する可能性もあり、
新しいアプローチが注目されています✨


小さい頃から「生活を育てる」意識を🌱

だからこそ、

  • 正しい歯みがき習慣🪥
  • よく噛んで食べること🍴
  • バランスの良い食生活🥗
  • 規則正しい生活リズム🌞

こうした「生活を育てる意識」
小さな頃から少しずつ育んでいくことが大切です。

お口の健康を守ることが、
未来の体と心の健康を守ることにもつながります🌸


【まとめ】

  • 歯周病は生活習慣病のひとつ
  • 全身疾患との関連が次々と明らかに
  • レッドコンプレックスやカンジダ菌にも注目
  • 生活を育てる意識が未来を変える🌟

【次回予告】

親子でできる!歯ぐきを守る新習慣
👉 今日から始められる簡単ケアをわかりやすくご紹介します✨

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