2025.05.29
〜お口から全身への影響〜
こんにちは!
しゃもとデンタルクリニックの社本です🦷✨
前回は、
「歯肉炎を放置すると歯周炎へ進行する」
というお話をしました🌱
今回は、
歯周病(歯肉炎+歯周炎の総称)が、
なぜ生活習慣病のひとつといわれるのか?
そして、
全身にどう影響していくのか?
をわかりやすくお話ししていきます✨
歯周病は、
単にお口の中だけの問題ではありません。
こうした毎日の生活習慣と深く結びついている病気です。
そのため、
糖尿病や高血圧、動脈硬化などと同じく、
「生活習慣病のひとつ」と位置づけられています。
近年の研究では、
歯周病は次のような全身の病気と関連していることがわかっています。
特に、
レッドコンプレックス(P.g.菌など)と呼ばれる悪玉菌グループは、
血管や臓器に悪影響を与え、
全身疾患リスクを高めることが指摘されています。
彼らの特徴は——
つまり、
血を求めて暗いところに住みつく、まるで「吸血鬼」のような存在なのです🧛♂️!
歯ぐきのポケットの中で静かに増殖し、
やがて血管内に入り込み、
全身の炎症や血管トラブルを引き起こす可能性があるといわれています。
だからこそ、
小さなサインを見逃さず、
レッドコンプレックスをお口の中で増やさないことが、
未来の体を守る鍵になるんです🌈
また、
国際歯周内科学研究会(ISSAP)では、
カンジダ菌(真菌)が歯周病に関与している可能性も示唆されています。
バイオフィルム内で、
細菌だけでなくカビ(真菌)が関与する可能性もあり、
新しいアプローチが注目されています✨
だからこそ、
こうした「生活を育てる意識」を
小さな頃から少しずつ育んでいくことが大切です。
お口の健康を守ることが、
未来の体と心の健康を守ることにもつながります🌸
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