【床矯正(しょうきょうせい)ブログ第4回 特別編】

2025.04.23

中学校歯科健診で見えた、子どもたちの今。

― 地域とつながりながら未来を支えるために ―

こんにちは、しゃもとデンタルクリニックの社本です。

先日、地元の中学校へ歯科健診に行ってきました。

中学生たちは思春期真っ只中。
健診中も少し照れた様子で、お口を小さく開けて見せてくれる子が多く、微笑ましく感じました。

それでも、みなさんとてもお口のケアができていて、
虫歯のある子は本当に少なくなってきたなと感じました。
ご家庭や学校での日々の取り組みの賜物だと思います。


変わってきた子どもたちの悩み

一方で、健診の中で特に感じたのは、
「歯並びを気にしている子どもたちがとても多い」
ということです。

すでに矯正治療を始めている子も増えており、
時代の変化とともに、歯並びやかみ合わせに対する意識が高まっていることを実感しました。


矯正にもいろいろな選択肢があります

矯正治療と一言でいっても、その方法はさまざまです。

  • ワイヤー矯正
  • マウスピース矯正
  • 床矯正
  • 必要に応じた外科的矯正

それぞれにメリット・デメリットがあり、
また、医院ごとに得意とするアプローチも違います。

私自身は、成長を促しながら進める「床矯正」を大切に考えていますが、
すべての治療法にはそれぞれ素晴らしい特徴があります。

大切なのは、「その子にとって何が最善か」を一緒に考えていくこと。

また、必要に応じて、
矯正専門医の先生方と連携して、より適切な治療に引き継ぐ体制も整えています。

安心して相談していただけたらと思います。


地域と一緒に、子どもたちの未来を支えるために

私は、学校歯科医として、
年に2〜3回、学校の保健委員会にも参加しています。

この会議では、先生方やPTAの保護者の皆さん、
そして生徒会の代表生徒たちが集まり、
普段の健康づくりへの取り組みをスライドで発表してくれます。

生徒たちが自分たちで考え、
「どうすればもっと健康に過ごせるか」を一生懸命伝えてくれる姿に、
毎回胸が熱くなります。

地域ぐるみで、子どもたちの健やかな成長を支えていくこと――
それは、私たち医療に関わる者にとっても、とても大切な使命だと感じています。


信頼できる歯医者さんとの出会いは、最大の予防

私が個人的に感じていることですが、
歯科医師の多くは、とても勉強熱心で、
日々患者さんのために努力を重ねている方が多いと感じています。

歯科医院は、先生一人とスタッフで運営しているところも多く、
その先生の考え方や想いが、そのまま医院の空気に表れます。

だからこそ、
「この先生なら安心して通える」
そう思える場所に出会えることは、
大切なお子さんの健康を守る上で、何よりの支えになるかもしれません。

もし、まだそんな場所に出会えていなかったら、
どうかあきらめずに、
きっと出会えると信じてほしいなと思います。

信頼できる歯医者さんとの出会いは、最大の予防です。

これからも私たちも、
地域の中で、そんな存在であり続けられるよう努力していきます。

(しゃもとデンタルクリニック 社本 光央)

📘 前回の記事はこちら
👉 なぜ、子どもの歯はきれいに並ばない?(第3回)
📗 次回の記事はこちら
👉 自然な力でゆっくり整える、床矯正の進め方。(第5回)

鹿児島市明和の歯医者さん、しゃもとデンタルクリニックでは、
お子さんの“お口の育ち”をやさしく見守っています🍼🦷

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