生えたばかりの歯は虫歯になりやすい?シーラントで守る“6歳臼歯”という大事な一歩

2025.04.12

「6歳になったら奥歯が生えてきますよ〜」
そんな声かけを、歯科の健診などで聞いたことがあるかもしれません。

でも実は、この“生えたばかりの歯”こそ、虫歯になりやすいってご存じでしたか?

🦷生え始めの歯が虫歯になりやすいワケ

とくに注意したいのが「6歳臼歯(第一大臼歯)」と呼ばれる奥の永久歯。
大人になってからもずっと使い続ける、とっても大切な歯です。

でも、生えたての歯は…

  • 歯ぐきに埋もれていて、歯ブラシが届きにくい
  • 噛む面の溝が深く、汚れがたまりやすい歯もあります
  • 表面のエナメル質がまだ未成熟で、虫歯菌に弱い

というふうに、とても虫歯になりやすい環境にあるんです。

🛡そこで活躍するのが「シーラント」

シーラントとは、歯の溝をプラスチックのような素材でふさぐ“予防処置”のこと。

  • 削らない
  • 痛みがない
  • 保険診療でできる

という特徴があり、お子さんにとっても、おうちの方にとっても安心して受けられる方法です✨

処置時間もそれほど長くなく、虫歯になりやすい歯をしっかり守ってあげられるのが嬉しいポイント。

🖼ビフォーアフターをイラストで解説!

歯の噛む面を上から見た図で、左がシーラント処置前(溝が深く汚れがたまりやすい)、右がシーラント処置後(溝が白い材料で埋められた状態)を表すイラスト

右側の歯は、白くコーティングされて溝が埋まっているのがわかります。
これがシーラント処置の効果。深い溝に汚れがたまらなくなるだけで、だいぶ虫歯予防になるんです。

💭よくあるご質問

Q. どんな歯にシーラントをするの?
→ 一番多いのは、6歳ごろに生えてくる「6歳臼歯」です。
 でも、他の永久歯や、溝が深くて虫歯になりやすい乳歯に行うこともあります。
 その子のお口の状態を見て、必要なタイミングでご提案しています😊

Q. シーラントって、どれくらいもちますか?
→ お口の中の環境や食べ方によって、少しずつすり減ったり、剥がれてくることもあります。
 だから、定期的にチェックして、必要なときに補修してあげるのがポイントです💡
 ずっと“つけっぱなし”ではなく、見守りながら使っていく予防処置なんですね。

Q. シーラントをすれば絶対に虫歯にならないの?
→ 残念ながら「これで絶対安心!」というわけではありませんが、
 毎日の歯みがきとシーラントを組み合わせることで、虫歯のリスクはしっかり下げられます。
 溝の深い部分は守られても、歯と歯の間や歯ぐきとの境目には汚れが残りやすいため、歯みがきは引き続きとっても大切なんです🪥
 定期的なチェックとあわせて、予防の強い味方になってくれますよ✨

🍀まとめ:大切なのは「生えた時から守ること」

永久歯がきれいに生えても、まだ守りきれる力は育ち途中。
だからこそ、生えたばかりの時期にしっかり守ってあげることが大事なんです。

シーラントは、将来の歯を守るための小さな第一歩

お子さんの成長に合わせて、「今、必要なことは何か?」を一緒に考えながらご提案していますので、
どうぞお気軽にご相談くださいね😊
鹿児島市明和の歯医者さん、しゃもとデンタルクリニックでは、
お子さんの“お口の育ち”をやさしく見守っています🍼🦷

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