2025.04.14
「もう自分で歯みがきできるようになったし、仕上げみがきってそろそろ卒業してもいいのかな?」
そんな風に感じたことはありませんか?
実は、仕上げみがきは「ちゃんと磨けているかのチェック」だけじゃなくて、
“虫歯予防の決め手”になる大切な意味があるんです🪥✨
小学生くらいになると、「ひとりで歯みがきしてるから、もう大丈夫かな」と思うこともありますよね。
でも、意外とまだまだ磨き残しがあったり、力加減や角度がむずかしかったりする時期でもあります。
仕上げみがきの役割は、
✅ 最後に見てあげる「チェック」
✅ 届きにくいところをサポートする「お手伝い」
それに加えて、実はもうひとつ、大事な意味があります。
「歯みがき=虫歯予防」…そう思っている方も多いのですが、
実は、歯ブラシで汚れを落とすだけでは、虫歯を完全に防ぐことはできないとされています。
世界保健機関(WHO)をはじめとする多くの研究で、
**“虫歯を予防する最大のポイントは「フッ素を使うこと」”**とされているんです。
フッ素には、
・歯の表面を強くする
・初期の虫歯を修復してくれる(再石灰化)
という働きがあります✨
お子さん自身でさっと磨くだけでは、フッ素が全体にうまく行き渡らないことも。
仕上げみがきでは、歯のすみずみにフッ素を行き届けることができるんです。
とくに寝る前の仕上げみがきは、
一日の中でもっともフッ素がじっくり作用しやすい“ゴールデンタイム”✨
最近では「フッ素ってなんだか心配…」という声を聞くこともあります。
でも、今市販されている子ども用の歯みがき剤は、とても少ない量で、安全性もきちんと確認されているものばかりです。
もちろん、心配な気持ちを無理に変える必要はありません。
でも、「実はフッ素こそが虫歯予防の一番の味方」ということも、ぜひ知っておいていただけたらと思います😊
実際に、当院に通ってくださっているお子さんの中には、
フッ素を使わずに、食事や生活習慣などを工夫しながら虫歯ができないように頑張っているご家庭もあります。
それぞれの家庭で「どう守っていくか」はいろいろ。
大切なのは、「その子やその家族に合った方法で、お口の健康を守っていくこと」だと思っています😊
一般的には、8〜10歳ごろ(小学校中学年)までが目安といわれています。
でも、お口の状態はひとりひとり違います。
「磨かなくちゃ」じゃなくて、「一緒に守っていこうね」の気持ちで🌱
楽しい習慣にできたら、お子さんもどんどん自信がついていきます✨
仕上げみがきには、「磨き残しを見つける」だけじゃない役割があります。
それは、フッ素をしっかり届けて、お口の中を虫歯から守ってあげること。
お子さんの成長とともに、お口のケアの仕方もステップアップ。
毎日の中のほんのひと手間で、将来のお口の健康をやさしく育てていきましょう😊
鹿児島市明和の歯医者さん、しゃもとデンタルクリニックでは、
お子さんの“お口の育ち”をやさしく見守っています🍼🦷