2025.04.29
〜未来の健康を守る本当の理由〜
こんにちは!
しゃもとデンタルクリニックの社本です🦷✨
今回は、
「歯科の定期受診って本当に必要なの?」
というテーマでお話しします!
近年の研究では、
歯周病と全身のさまざまな病気が深く関係していることがわかってきました。
特に、
レッドコンプレックス(P.g.菌など)と呼ばれる悪玉菌は、
血管や脳に悪影響を与えるリスクが指摘されています。
血液中の鉄を餌にして増殖し、
酸素を嫌って深い場所に潜むその姿は、
まるで「吸血鬼」🧛♂️のよう。
静かに体にダメージを与えていく存在です。
毎日の歯みがき、がんばっていますか?🪥
もちろんセルフケアはとても大切です✨
でも実は——
だからこそ、
日頃のセルフケアに加えて、
定期的なプロフェッショナルケアが必要になります。
これらによって、
歯周病やむし歯の進行スピードには大きな個人差があります。
さらに、
年齢によってもリスクは変わります。
(成長期、思春期、更年期、高齢期などで影響は違う)
歯科の定期受診は、
単に「歯石をとる」「歯をきれいにする」だけではありません!
本当に大切なのは、
です!
実は、
お口の状況から、全身の不調を早く察知できることもあります。
たとえば——
このようなケースでは、
糖尿病内科・脳神経外科・整形外科・耳鼻咽喉科などへ紹介することもあります。
これからの時代は、
歯科と医科が連携しながら、患者さんの健康を守ることがますます重要になります🌎
歯科が担うべき大きな役割のひとつは、適切なタイミングで専門医につなぐことです。
特に歯科衛生士さんは、他の職種と比べても患者さんと長く接することができる大切な専門家。
歯科医師よりも患者さんにとって身近な存在だからこそ、小さな変化にもいち早く気づくことができます。
普段の診療で寄り添い、感じ取った小さなサインが、未来の大きな健康につながると信じています。
いろいろな専門家がチームとなって、健康長寿を支える。
それがこれからの医療の大切な形だと私たちは考えています✨
アメリカで33万人超を対象に行われた研究では、
歯周病治療を受けた人は全身の医療費が大幅に減少することがわかっています。
まとめると——
しかも効果が高かったのは、
1年間に4回以上(3ヶ月に1回ペース)の受診をしていた人たちでした。
”American Journal of Preventive MedicineVolume 47, Issue 2, August 2014, Pages 166-174”
「特に痛みがないから……」
そんな時こそ、
未来を守るための定期受診を大切にしましょう。
しゃもとデンタルクリニックでは、
あなたとご家族の「ずっと健康な未来」を
チーム医療で一緒に育てていきます🦷🌈✨