2025.04.13
「お兄ちゃんと同じのがいい!」
「お姉ちゃんが食べてるおやつ、ぼくもほしい〜!」
そんな光景、子育て中のおうちではよくありますよね😊
とっても微笑ましい場面ですが…実はそこに、虫歯のリスクがひそんでいるかもしれません。
上のお子さんがいるご家庭では、下の子が自然と「一緒に食べたい!」「同じものがいい!」と、
甘いものに触れる時期が早くなりやすい傾向があります。
でも、実は…
乳歯が生えそろっていない時期にお砂糖をとることは、虫歯のリスクを高める要因になるんです。
歯は「見えているだけ」で完成じゃありません。
生えたばかりの乳歯は、まだ表面(エナメル質)が未熟で、虫歯菌に対してとっても弱い状態。
そのため、できれば乳歯が生えそろってくる3歳ごろまでは、お砂糖の摂取をゆっくりにしてあげられると安心です🌱
🧠ちなみに、WHO(世界保健機関)でも「遊離糖(ゆうりとう)」の摂取を控えるよう呼びかけています。
この“遊離糖”にはジュースやお菓子の砂糖が含まれますが、果物そのものに含まれる糖分は対象外なんです。
上手に選びながら、虫歯になりにくいおやつ時間をつくっていきましょう🍀
「食べさせないようにしなきゃ…」と悩みすぎなくて大丈夫。
虫歯になりやすいかどうか個人差もあります。
まずは、“今のお口に合ったおやつのペース”を一緒に考えることがスタートです😊
気になることがあれば、お気軽にご相談くださいね。
兄弟育児のなかでも、お口の健康をやさしく守っていきましょう🧡
鹿児島市明和の歯医者さん、しゃもとデンタルクリニックでは、
お子さんの“お口の育ち”をやさしく見守っています🍼🦷