2024.12.25
今日はクリスマスですね。普段忙しいお父さんお母さんも、今日は家族揃ってお家でご飯を食べるご家庭が多いかもしれません。クリスマスといえば、ケーキやオードブル、骨付きチキンなどが食卓に並ぶイメージがありますね。
さて、以前「口腔機能」についてブログで書くと意気込んでから、早数ヶ月が経ってしまいました。
最近では、虫歯の罹患率が下がり、虫歯治療が必要な子どもは減少しています。一方で、子どもの口腔機能の発達が不十分なことが、歯ならび、発音・話し方、呼吸などに影響を及ぼす問題として注目されています。当院でも歯ならびやいびきに悩むお子さんを連れたご家族がよく来院されます。
口腔機能に関連するセミナーをいくつか受講した中で、小さい頃に「前歯を使ってよく噛むことの大切さ」をどの先生も共通して話されていたのが印象的でした。特に最近受講した講演で、脳への刺激に関する話が心に残ったので、少しご紹介します。
奥歯で噛むと小脳が活性化される一方、前歯で噛むと脳の「帯状皮質運動野」という部位が活性化されるそうです。この部位は繊細な力のコントロールを司る部位とのことです。
(引用元: 国立精神・神経医療研究センターHP https://www.ncnp.go.jp/topics/2019/20190613.html)
なるほど、子どもの頃の生活習慣は、その過ごし方次第で良い影響も悪い影響も受け、それが健康に直結するのだと改めて感じました。毎日の食事で、ただ食べるだけでなく、前歯も奥歯も使って「脳トレ」してみるのも良いかもしれませんね。
…と、クリスマスらしい話題とは少し離れてしまったかもしれませんが、
メリークリスマス🎄!
手洗い、うがい、そして寝る前の歯磨きも忘れずに🪥